ヌーメア2023年12月25日 11:38

フランス領ニューカレドニアの首都ヌーメアで入港手続き。
直ぐにニッケル鉱石の積み地クワワ(Kouaoua)向け出港。生涯初の外地でしたが、上陸は出来ませんでした。入港しても上陸く出来ない、こんなことも良くあります。
翌日からクワワで、5日間で20,000トン強のニッケル鉱石を積み込み、2週間後に八戸揚げ。

次の航海もニューカレドニアでした。1978年4月24日0910時ヌーメア入港、この時間がポイントです。
ヌーメア出港は同日1800時、これだけの時間があったので、今航は上陸できました。
ヌーメアからクワワまで約12時間の航海です。クワワ着は翌日の0630時、荷役開始は記録していませんが0800時だったと思います。
先航のヌーメア入港は2140時、出港は2340、クワワ入港が翌日1030時、直ぐに荷役が開始できる時間です。
今航クワワ出港が入港2時間後の1110時とすれば、クワワ入港は12時間後の2310時頃となります。この時間に入港しても深夜ですから、荷役は明日の朝から、となります。よって、それならヌーメアでちょっと時間を使おう、乗組員を上陸させよう、となったわけです。

不定期船は定期船のように『横浜は火曜の0900入港、1800出港』などと定時ではありません。
全速力(航海速力)で航海して、いつ入港するかは気象、海象次第となります。