ウィスキー2024年04月13日 06:43

2022年10月21日
どうでもいいことですが、ウィスキー、妻の次に愛してやまないBourbon、EARLY TIMES。
ケンタッキー州のバーボン郡(フランス・ブルボン(Bourbon)王朝ゆかりの入植者が多かったとか)で製造され、トウモロコシ51%以上を原料として、樽は、、、などの条件を満たしたものに『Kentucky Strait Bourbon Whiskey』と名乗る資格が与えられます。
二十歳から飲み始めて45年、ペットボトルの1.75リットルがお目にかからなくなり、ついにはスタンダード(ガラス瓶、黄色いラベルの700ml)もどこへいったやら?

先日、今夜の無聊を慰めるに在庫不足かと近くのスーパーへ補給に行ったら、アーリータイムズ・ホワイトなるものが日本先行発売とあって、それならと二本ばかり仕入れました。よく見ると『American Blended Whiskey』バーボンではありません。ファンに対する重大な裏切りですね。

アーリータイムズは四角いボトルで、寝かせても転がらないので船では重宝しました。
小さい船ですが凪の時は10,000馬力ほどのディーゼルエンジンを全速で回して14ノット(26km/h)で航走しても、船で二番目に高いデッキにある無線室の机に新しい鉛筆が立ちます。ところが時化ると食堂のテーブルに置いたウィスキーのボトルが倒れます。丸いボトルは倒れると転がって床に落ちて割れて深い悲しみを感じることになりますが、四角いボトルはテーブルに寝かせておけば大丈夫。

アーリータイムズが見当たらなくなってからはJim Beam、これも四角いボトルです。家のテーブルは揺れることはないのですが、価格的に相性がぴったり。

検索してみたら、アメリカの蒸留所が売却されたり国内販売がアサヒビールから明治屋に代わったそうで、為にイエローラベルやペットボトルが無くなったのかも。45年慈しんだEeary Timesにはもう二度と会えないのか、、、。国葬をやりたいくらいです。

ちなみに昔TVの英会話番組で、イギリスではwhisky、アメリカではwhiskey、アメリカ人は呑兵衛だからウィスキーを鍵(key)のかかる戸棚にしまっておかないといけないのだとか。
また、ケンタッキーから陸路東海岸に運んで、船に乗せて、西部開拓時代にパナマ運河はないので、南米回りで西海岸に運ぶとき、揺れて、揺られて、寒いところ、暑いところを航海して熟成されて味が良くなったとも。(GoogleMapでみると南米南端は南緯56度、当時この海域を航海できたのか?私なら木造の帆船で行くのは遠慮します)
酒飲みはこんなことに拘ったり時代の移り変わりを感じる愚にもつかない存在。酔っ払えば同じだろ?おっしゃるとおりでございます! さて、一杯やるか。

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